香川は瀬戸内海に面した地域で、古くから多くの魚が漁獲されてきました。しかし、そんな香川にあって、鑑賞を目的とした金魚を中心に展示する水族館の存在は県外の方にあまり知られていません。そこで今回は香川県にある金魚を中心とした水族館についてご説明します。
香川県にある水族館近くにある金魚水族館
金魚の水族館といっても単独で運営されているわけではなく、香川県内にある水族館の近くで民間企業が運営するという位置付けで金魚の展示が行われています。そのため、金魚の水族館はその民間企業の施設の一コーナーのような場所に展示されている形です。もともと飲食業などの運営を行っている会社ですが、観光施設などの経営もしており、その観光施設にある形で大きな水族館の近くに立地しているというのが今回紹介する金魚の水族館です。
様々な形で展示される香川の金魚水族館
金魚の水族館というと品種が単に展示されているというイメージがあります。しかし、実際は展示方法に工夫をこらした形で展示されているため、学ぶというよりも見て楽しむという金魚本来の魅力を知る形になっています。3,000匹以上の金魚が展示されており、ロケーションも展望台のある地上127メートル地点という場所です。そのロケーションを生かして瀬戸大橋と瀬戸内海を見下ろすような場所に水槽が設置され、まるで金魚が空を飛んでいるような展示方法がされています。また、いわゆる金魚鉢とも呼ばれる球体水槽を現代風にアレンジし、大型化してゆがみも楽しめるような形でも展示されています。
熱帯魚なども併設して展示している金魚の水族館
金魚を中心とした水族館ですが、並行して熱帯魚も一部で展示しています。人気の熱帯魚を中心に様々な形で展示されている姿は一見の価値があるといえるでしょう。もちろん、金魚がメインなので金魚と組み合わせた展示方法など様々な形で金魚や熱帯魚といった観賞用の魚を楽しめる施設なのが特徴です。まずは、水族館の道中や展望台に登るといったレジャーのついでに寄ってみることをおすすめします。もしかしたら、その魅力で一日が過ぎてしまうかもしれません。