愛媛県では船舶免許の教習所があります。瀬戸内海に面しているため、ボートを利用する機会も多い愛媛県にある、この施設では船舶試験の国家試験をサポートし、2級小型船舶操縦士に至っては試験免除といったことが行われています。今回は教習所の概要や国家試験の日程などを中心に解説します。
愛媛の船舶免許の教習所とは？
愛媛県には船舶免許の教習所が点在しています。これらの施設で教習を受けることで国家試験である2級小型船舶操縦士（沿岸区域で20トン未満の船を操縦できる船舶免許）の取得が容易になります。スクールに申し込みをしてから免許を手にするまで約1か月の機関で取得できるのが特徴です。また、教習所では水上バイクのみ運転できる特殊免許、湖川又は一部の湾のみ5トン未満・出力限定というかなり条件が制限されるものの、気軽に利用できる2級小型船舶操縦士免許（湖川）といった免許の取得も可能です。さらに沿岸から5海里以上操船できる1級小型船舶操縦士免許証の取得も可能です。
船舶関係の資格！ボート免許とは？
船舶免許（ボート免許）は、正式には「小型船舶操縦士免許」と言われる国家資格です。先ほども触れたように、「一級小型船舶操縦士免許」「二級小型船舶操縦士免許」「二級小型船舶操縦士（湖川小出力限定）免許」「特殊小型船舶操縦士免許」の4種類があり、それぞれ教習所などで学べます。ただし、あくまでボートの免許なので20トン未満の操船のみに限られることを知っておきましょう。ちなみに取得できる年齢は意外に若く、1級船舶免許で満17歳9か月、2級船舶免許、湖川小出力限定免許、特殊小型船舶免許は満15歳9か月です。中学を卒業してすぐに初級の免許が取得可能です。
船舶免許はシンプルな学科試験
船舶免許はシンプルな学科試験と本格的な実技試験に分かれます。学科試験では、2級船舶免許（湖川小出力限定）が正誤方式の2択問題30問、それ以外が4択です。また、それ以外は1級に近づくにつれて問題数が増え、1級は64問です。