児童発達支援は、小学校へ就学する前に障害のある子どもが自立支援と訓練などが受けられる施設です。
2012年に発足されたばかりの施設ですが、埼玉には多くの児童発達支援施設が開設されており、特に具体的な支援を行う児童発達支援事業所では、多くの保育士が活躍しています。
そこで今回は、児童発達支援での保育士の仕事内容を紹介しましょう。
埼玉の児童発達支援で直接支援を行う指導員としての仕事
保育士の仕事内容として最も多いのが、直接利用する子どもたちを支援する指導員としての仕事です。
これは、教育や指導、手助けを行うのが仕事内容で、埼玉の児童発達支援事業所を利用する子どもに対して個々に応じた支援を行っているのが特徴です。
保育園の保育士としての仕事とは異なった仕事内容ではあるものの、直接子どもたちを支援するという意味では、一般的な保育士の仕事に近いかもしれません。
ここから実務経験を積んで児童指導員の資格を目指す形になります。
埼玉の保育士も取得している?児童発達支援管理責任者とは
児童発達支援に勤務する保育士のキャリアを積んでいくと管理職に抜擢されることもあります。
その管理職といえる資格が児童発達支援管理責任者です。
この資格は、実務経験を積んだ児童発達支援のスタッフが取得できる資格です。
現場の責任者的なポジションに求められる資格であり、5年以上の実務経験で資格を取得できます。
資格を取得して児童発達支援管理責任者になった場合、人員の配置やスケジュール管理、記録票の作成、連絡票のチェック、そして対外関係の対応といった業務がメインになります。
直接子どもたちと接するよりも他の施設や近隣住民、保護者への対応が主な仕事になる点が先ほどの指導員とは異なった仕事です。
保育士が自動発達支援事業所に勤務していきなりこのポジションということは、ほとんどありませんが、保育士もこういった仕事内容で勤務することがあることを知っておきましょう。